ヒゲの長さは何ミリが好印象?人気のスタイル例や整え方の注意点を解説

ヒゲは長さやデザインを変えるだけで印象が大きく変わります。おしゃれの幅も広がり、なりたい自分に近づく有効な手段にもなります。

 

ヒゲを伸ばしたい、おしゃれの幅を広げたいという人に向けて、好印象なヒゲの長さやデザイン例について解説します。

 

ヒゲを整える際の注意点についても説明しますので、最後まで読んでみてください。

ヒゲを整えたい!最適な長さとは?

最適なヒゲの長さは、与えたい印象や年代によって異なります。こまめに手入れされたヒゲは好印象を与えてくれます。

 

そこで、それぞれの印象についてご紹介します。

清潔感が出る2〜3mm

初めてヒゲを整える人は、2〜3mmがおすすめです。2〜3mmのヒゲは清潔感やフレッシュな印象を与えてくれます。

 

特に10〜20代に合ったヒゲの長さです。

印象的なヒゲを作り出す5〜6mm

大人な雰囲気を演出したい30〜40代の人には、5〜6mmがおすすめです。長さ5〜6mmのヒゲは、男らしさや力強さを象徴してくれます。

 

女性からの評判の良い長さです。

40代以降の人向け7mm以上

貫禄のある40代以降であれば、7mm以上のヒゲもおすすめです。

 

7mm以上のヒゲは品格と魅力が強調されるので、経験豊富で成熟した40代以降の人に向いています。

人気のヒゲのスタイル例

ヒゲスタイルには、様々な種類があります。顔の形によって似合うスタイルが異なったり、デザインによって雰囲気が変わります。

 

ヒゲタイプ

まずは、部位別のヒゲタイプについてご紹介します。

あごヒゲタイプ

あごヒゲのみ残したスタイル

口ヒゲタイプ

口ヒゲのみ残したスタイル

 

あごヒゲ+口ヒゲタイプ

あごヒゲ+口ヒゲを残したスタイル

リンカニックタイプ

ヒゲをあごからフェイスラインにかけて残すスタイル

 

囲みタイプ

口の周りをヒゲで囲むスタイル

顔の形別スタイル

顔の形によって、似合うヒゲの種類が異なります。それぞれ解説します。

ベース型

ベース型は、エラが張っていて横幅が広いタイプです。あごヒゲにボリュームを持たせたスタイルが似合います。

 

ベース型の人に似合うスタイルは以下のとおりです。

サークル

口の周りを、あごヒゲや口ヒゲで囲むスタイル

ロワイヤル

口ヒゲと短いあごヒゲのスタイル

ゴーティ

あご先をヒゲで囲むスタイル

プチゴーティ

口ヒゲのない、あごを長く見せる、よりシンプルなスタイル

丸顔

丸顔は頬に丸みがあります。丸顔の人は、縦のラインを強調するようなデザインのヒゲを作るとシャープな印象を与えます。

 

丸顔の人に似合うスタイルは以下のとおりです。

 

ショートボックス

サイドを細くすっきりと整えたスタイル

ヴァン・ダイク

ゴーティと口ヒゲを組み合わせたスタイル

アンカー

あごのラインに沿って、イカリ型に整えたあごヒゲと口ヒゲを組み合わせたスタイル

バルボ

トリミングされた口ヒゲと、もみあげが無いあごヒゲのスタイル

卵形

卵形は、縦横のバランスが良く、どんなスタイルでも似合います。おすすめのスタイルは以下のとおりです。

シェブロン

上唇全体を山のように覆うスタイル

無精ヒゲスタイル

全体的に短くトリミングしたあごヒゲスタイル

馬蹄形(ばていけい)

口ヒゲのサイドをあごまで長く伸ばしたスタイル

オリジナル スタッシュ

上唇の幅と同じ幅に整えたスタイル

面長顔

面長顔は、顔の縦幅が長い特徴があります。顔の縦ラインが目立ってしまうので、頬のヒゲは避けましょう。

 

面長顔におすすめのスタイルは以下のとおりです。

 

ガンマン風

馬蹄形と裾広がりのもみあげの口ヒゲスタイル

Lマトンチョップ

長いもみあげと口ヒゲを繋げたスタイル

チンストリップスタイル

あごまで細く伸ばした口ヒゲスタイル

チンストラップ

あごに円を描くように整えた口ヒゲが無いスタイル

ヒゲの長さを整える際に注意したいこと

ヒゲを整える際、肌トラブルの悩みを抱えていませんか。例えば、ヒゲを剃ると出血したり、肌がヒリヒリして痛みを感じたりするトラブルです。

 

正しい整え方や処理後のケアを行い、肌トラブルを防ぎましょう。

 

ヒゲを整える前に必ず洗顔をする

ヒゲを整える前に、洗顔を行いましょう。ヒゲを剃る前の洗顔は、カミソリの衛生面や肌の健康を保ってくれる有効な手段です。

 

就寝中は汗や皮脂が分泌し、肌に付着しています。洗顔でしっかりと汚れを落とし、肌を清潔に保ってあげましょう。

 

ぬるま湯で顔を濡らし、洗顔料をしっかり泡立ててソフトに洗い上げてください。

皮膚とヒゲを十分に温める

ヒゲを整える前はヒゲと周りの皮膚を十分に温めましょう。ヒゲや皮膚が柔らかくなると、肌に負担をかけずヒゲが整えられます。

 

また、肌に水分が行き渡って、肌を保湿してくれます。カミソリなどの刃にヒゲが引っかからず、肌への負担を軽減してくれます。

 

理容室では、ホカホカに温められた蒸しタオルを当ててくれます。

シェービング剤を適量塗る

肌の保湿を終えたら、シェービング剤を塗りましょう。ここで重要なポイントは、カミソリの刃を当てる部分すべてにしっかりとシェービング剤を塗り込むことです。

 

塗布するシェービング剤が適量でなければ、肌へのダメージが大きくなります。シェービング剤は、ヒゲの目立つ部分だけに限らず、カミソリを当てる部分すべてに塗布しましょう。

毛の流れに沿ってヒゲを剃る

毛の流れを意識してヒゲを整えましょう。ヒゲの剃り方は以下のとおり3種類あります。

 

  • 順剃り:毛流れに沿ってカミソリを動かす方法。
  • 逆剃り:毛流れに逆らってカミソリで剃る方法。順剃りした後の剃り残したヒゲを手入れする。
  • 張り手:順剃り、逆剃り後に最後の仕上げとして行う方法。カミソリを持っていない方の手で皮膚を引っ張りながら剃ります。

 

やみくもに剃るのではなく、それぞれの剃り方を意識してヒゲを整えましょう。

 

シェービング剤とヒゲを洗い流す

ヒゲを剃り終えたら、しっかりと洗い流しましょう。洗い残しがあると、皮膚のかゆみや肌荒れの原因になります。

 

水温が高すぎると、肌に必要な油分まで洗い流してしまうため、ぬるま湯もしくは冷水で洗い流してください。特に、耳の後ろやあご下などは見落としやすいポイントになるので注意しましょう。

肌を十分に保湿する

シェービング後は、肌を保湿しましょう。肌に受けた刺激を和らげるために、念入りに肌ケアを行ってください。

 

「アフターシェービングローション」など、いわゆる化粧水で肌を引き締めましょう。

ヒゲが似合わない人の特徴

ヒゲが似合う人、また似合わない人がいます。自分の顔にヒゲが似合うのか不安だという人に、それぞれの特徴について解説します。

ヒゲが似合わない人

まずは、ヒゲが似合わない(似合いにくい)人の特徴について押さえておきましょう。

ヒゲが薄すぎる

そもそもヒゲが薄い人はヒゲが似合いにくい傾向にあります。ヒゲが薄い人の特徴は以下のとおりです。

 

  • ヒゲが細い
  • ヒゲが生える面積が狭い
  • ヒゲに密度がない
  • まばらにヒゲが生えている

 

無理にヒゲを生やそうとすると、おしゃれで清潔感のあるヒゲからはほど遠い印象を与えてしまいます。

色白

ヒゲはさりげなく顔にフィットしていると清潔感があり好印象です。色白すぎるとヒゲが浮いて見えるので似合いません。

 

特に、青髭(毛穴に潜むヒゲが皮膚から透けて青く見える状態)が目立ちやすくなってしまいます。

ロングヘアー

ロングヘアー×ヒゲは非常に難しい組み合わせです。雰囲気のある人やおしゃれの知識が豊富な人は似合います。

 

しかし、おしゃれに興味のない人がロングヘアーとヒゲの組み合わせに挑戦すると女性ウケも悪いことが大半です。

中性的な顔立ち

男性が女性らしさを持ち合わせているような中性的な顔立ちの人はヒゲが似合いにくいです。特に、年齢よりも低く見られる人や女性らしい顔立ちの人はヒゲが似合いません。

痩せすぎ、または肥満体型

男らしいイメージのあるヒゲは、痩せすぎていたり、太りすぎているとバランスが悪くなり似合いません。

 

大柄でガッチリした体型は、ヒゲと相性が良いです。ヒゲが似合うようになるためには、ガッチリとした筋肉質の大柄体型を目指し、体を絞りましょう。

ヒゲが似合う人

次にヒゲが似合う人の特徴について説明します。

 

清潔感がある

ヒゲが似合う人は清潔感があります。ヒゲそのものではなく「手入れされていない伸ばしっぱなしの無精髭」に対して、不潔感を感じる女性もいます。

 

そもそも清潔感がない人がヒゲだけを整えたとしても印象は良くなりません。まずは、清潔感を意識しましょう。

 

顔のホリが深い

顔とヒゲのバランスが取りやすい人は、顔のホリが深いです。目が大きく鼻筋が通っている欧米人などの外国人は、ヒゲが馴染みやすい傾向にあります。

 

ただし、口元のヒゲであればホリの深さの影響を受けにくいです。顔のホリが浅い人は、口元のヒゲだけ生やしてみるのをおすすめします。

 

顔が小さい

俳優やモデルの人は、顔のタイプに関わらずヒゲが似合います。なぜなら、小顔だからです。

 

頬がシュッとしていたり、顔全体が引き締まっている人はヒゲが似合いやすいです。フェイスマッサージなどを習慣化し、小顔を目指しましょう。

 

色黒

肌の色が黒い人は、ヒゲが似合います。青髭などが目立ちにくいです。ヒゲがあることでセクシーな大人の雰囲気を醸し出します。

ヒゲが均等に生える

手入れされたヒゲは好印象を持たれます。左右対称に均等に生える人は、ヒゲを整えやすくおしゃれにセットできます。

 

ヒゲがきれいに生えてくる人は、ぜひ色んなスタイルに挑戦してみましょう。

まとめ

好印象なヒゲの長さやデザイン例について解説しました。

 

また、ヒゲを整える際に注意したい点やヒゲが似合う人、似合わない人の特徴についても紹介しました。

 

ヒゲは長さによって、爽やかな印象を与えたり、セクシーな印象を与えてくれたり、雰囲気がガラリと変わります。

 

また、年代や顔の形によっても似合う長さやデザインが異なるので、ぜひ自分に合うヒゲのデザインを見つけてみてくださいね。